羊革
薄くて、軽く、柔らかいものができます。
寒いところで飼育される羊毛を取るための羊（ウールシープ）と、暖かいところで飼育される皮革用の羊（ヘアーシープ）があり、皮革用にはヘアーシープの方が良いとされています。
羊革には子羊の革のラムスキン（柔らかいが弱い）と成羊のシ－プスキンがあります。
衣類のほか手袋や書籍の装丁に使用されます。
毛皮がついたままのものも使用され、ムートンとして知られています。
メリット
- ・柔軟性と伸縮性により、身体になじんできます。
- ・組織は牛革に比べ柔らかいです。
デメリット
- ・水にぬれると硬くなったり、シミになったりします。
- ・ドライヤ－やスト－ブで乾燥すると硬くなります。
- ・濃色製品は、着用中の摩擦作用などで色落ち、色移りし易いです。
- ・汚れやシミが組織の中まで入り易く、除去しにくいです。
- ・光によって変色し易いです。
- ・繊維製品に比べクリーニング代が高価です。
- ・カビが生え易いです。
まめ知識
- ・通常のクリ－ニングでは損傷を受けます。
毛皮・皮革専門のクリ－ニング店に出して下さい。
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